今書いている詩(1084) 「たろうさんの果林(かりん)」
ブロック塀のうえに 誰が置いたのか 果林(かりん)でしょうね わたしの団地では かなり植られてます のど飴の原料ですね 面白い語呂合わせが 「金は貸すが借りない」 (かねはかすがかりない) 私も植えたいです 私も飢えたいです 変な私の語呂合わせ 花も 緑も 鑑賞に 値するようです 葉が落ちた木々に 実がなっているのは 西洋の果実ですね! おい 寂しかったら わたしが 囓るよ
View Article墓塔にみる菊家紋と多摩の中世
墓塔にみる菊家紋と多摩の中世 菊家紋の墓塔への使用はその家が何らかの意味で天皇家に尽くした功績を持って許されたと考えられる、楠木氏の菊水紋は著名であるが、墓塔にみる菊 家紋は熊沢天皇の事件で波紋を投げかけたものである。徳川家の葵の御紋の厳しいし規制に比べれば天皇家の16菊紋の規制は緩やかであったと言われている...
View Article今書いている詩(518) 「たろうさんの笑顔」
たろうさんの笑顔 神さまはね あなたが 悩んでいるのも 心配ですが あなたが 笑っているのが もっと好きなのです 嬉しいのです だから もっと もっと 笑顔で 語り合おうね サイコーのあなたになろうね わたしが ジョークの トランペットを奏でるから あなたの 悩みを 苦悩を 遠くに吹き飛ばしてあげる こころのチャンネルを 切り替えたら ほらね...
View Article昔書いていた詩(50) 「横田基地」 「因習」
横田基地 暗闇の中には 青色の灯火が 等間隔に並んでいる 有刺鉄線の彼方に その国の土地でない土地がある 建物の灯りは不透明な 窓ガラスに遮られて 光の束は半減する 兵士の姿は見えないが 夜空を探照灯が照らし 滑走路を無人のバスが走る 真空地帯が広がっている 因習 我々の古い時代の女には くたびれた縄が結びついている 道を歩いても 寝ていても...
View Article今書いている詩(1085) 「たろうさんの紅葉」
葉を 真っ赤に染めて キミは 恥ずかしがっているのかい 年に一度の アピールの 季節だものね それとも 恋に焦がれて 身を焼いてるのかな 恋に破れて 葉を落とすのかなぁ~ 落ち葉にも 風情はあるよ 秋の空は 蒼いよ! キミの人生にも 希望が残ってる さぁ 歩き出そうよ!
View Article北条氏照の家臣 常盤小六郎平盛時
北条氏照の家臣 常盤小六郎平盛時 八王子市元八王子町3丁目の八幡神社の通称「宮ノ前」に常盤姓の人々がおられる。この一族の常盤聖一氏は本稿の直系のご子孫である。その私有地に常盤塚が あったが今は畑になりその地に墓石だけがたっている。ご好意に甘えて過日写真に撮らさせていただき、本稿の記述となった次第である。記録としては慶友社版...
View Article今書いている詩(519) 「たろうさんの木の物語」
たろうさんの木の物語 やあ やよく来てくれたね わたしに ほおずりして 思いっきり 抱いてくれたね みあげてくれたね こころの時間を 数えてごらん 君がわたしを 愛してくれて 嬉しいよ 君が来るまで もう数千年も わたしはここに 待っていたんだ 君の知らない 時の流れを 教えてあげるよ 雨も 風も 雪も わたしの前を 通り過ぎて...
View Article昔書いていた詩(51) 「機関車」「帰り道」
機関車 黒の機関車のある 駅で働く 線路工夫よ お前のその右手のツルハシには 過去を打ち壊し 未来を掘り起こす 力と勇気がある だから 娘達よ 彼らを恋するのに 戸惑ってはいけない でもね 君達の街には まだ太陽が昇らない 犬の眼は片目だし 私の肺も半分だが 君達の未来を信じているから 私は機関車を 今も磨き続ける 帰り道...
View Article今書いている詩(1086) 「たろうさんの夕陽」
自転しているから 公転しているから 太陽さん あなたが中心です わたしの 地球は 奇跡の星になれたのです 娘よ あなたがいたから 洋子さんと 紅い糸で 繫がっていたから 孫が此処にいるのです 嬉しい毎日です ささやかな日々を 生きてます あなたも囁いて 願ってご覧! 悩むような 難しいことは忘れて あなたに わたしに 人間に 与えられた 愛を信じてご覧! あなたがいるから キミがいるから...
View Article『藤九郎屋敷と上恩方の歴史』(楢本要助著 揺籃社刊より抜粋)
『藤九郎屋敷と上恩方の歴史』(楢本要助著 揺籃社刊より抜粋) 「平家」ゆかりの山室家 (江戸時代以前の過去帳は残っていない) 藤九郎屋敷の敷地に続いて建っている瑞雲山龍泉寺は、室町時代の寛正五年(1464)に山室長定が、僧瑞龍を招いて開基したと『恩方村寺院明細帳』に記 載されている。また力石の草木家の古文書には、弘治元年(1555)僧祖保及び山室家が改修に当たっていることが記されている。...
View Article今書いている詩(520) 「たろうさんの吠える(吉本隆明)」
吠える 君よ ハウリングウルフの 君よ 月に向かって 星の下で 吠える 君の声が 仲間を 誘っている 連帯できたかい 青い 地球が 輝く月が 君を 孤独から 救うかい もう随分吠えたから お休みね ハウリングウルフの 「吉本隆明君」
View Article昔書いていた詩(52) 「顔」 「絵」
顔 校庭に建った杭打機が ひどく黒く巨大に映る 朝霧の中 空に向かって 直立している 朝の薫りはビルの谷間から 駅へ続く道に溢れている 薄く霧に覆われた 樫の樹の下を 決まった時間に 同じ方向に男は歩いてゆく これで良いとは誰も言わないが 突然、警報音が鳴る 杭打機がドスンドスンと吠える 机に向かっている 男の腹を揺らす...
View Article戦国を生きる「北条氏照家臣ー小山源七郎朝則・源五左衛門朝久-」
戦国を生きる「北条氏照家臣ー小山源七郎朝則・源五左衛門朝久-」 現在八王子市大楽寺町に居住する、小山(こやま)祐三家は以前は西寺方町の宝生寺の前に居住した名家である。宝生寺の古い檀家であったが今は長円 寺の檀家となっておられる。その墓誌にこの家の謂われを記した家誌と代々の当主の名前が刻まれている。現在は小山(こやま)であるが「おやま」と発音した...
View Article今書いている詩(521) 「たろうさんの光」
ほらね ぽっかり空いた この穴はね 神さまが 地球の こころを 覗く穴 あなたのこころに 似ていますね 光は差し込み 命の水は 流れ込んでいます 空気だって 何処までも 通っていますよ 大丈夫 こころの落とし穴では ありませんよ 勇気を出して 愛の縄ばしごを 下ろして 共に降りて行きましょうね 暗くなって 心細くなったら...
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