今書いている詩(460) 「たろうさんの可能性 」
たろうさんの可能性 豊かになる 貧しくなる あなたも わたしも 可能性を含んでいます 肯定ですか 否定ですか 「出来ると思うあなたは 可能性がある」 「出来ないと言うあなたは 可能性がない」 誰が決めるのですか 豊かに見えても こころが貧しい 貧しく見えても 心が豊かです 「衣食足りて礼節を知る」 なのです いつの時代でも どこでも自給できる...
View Article今書いている詩(1048) 「たろうさんの孫(63)」
たろうさんの孫(63) 1歳1ヶ月を過ぎた孫が お絵かきカラーボードで線を書いている 娘も 3歳のころにボードで 絵を描いていた26年前のことです 娘の時のボードは単色だったが友翔くんのはカラーで 安くなってます 何でもさせたい可能性を探るのです家の前にある 西松屋で洋子さんが買いました幸せな親子ですね 腹を空かせてる虐待を受けてる明日が怖い未来が見えない でも 此処には 笑いが...
View Article昔書いていた詩(45) 「言葉」 「泳ぐ」
言葉 俺が 辺り構わず 灰色の 言葉を撒き散らすのは 北の斜面で 凍結し 動かぬ 風のように 冷酷な 血液の高まりを 拒否する為だけであろうか ああ 今日も俺は ただ虚しくなる為に 仕事に出かけてゆく 其処では お前の言葉も 俺の言葉も 鮮明ではない 俺は自分の家に向かう 昼と夜の境界線を越える 主のいない家は 動かぬ風のように 凍えている おお...
View Article今書いている詩(1080) 「たろうさんの孫(68)土管」
土管から 抜け出した キミは 嬉しい笑顔だ 入ろうか どうしょうかと 迷っていたものね 人生だって これというときに 迷うものなんです キミの抜けた 土管は 大都会に 張り巡らされた 人間の 毛細血管だ キミは 縁という 紅い管(くだ)の中を 抜けて じぃ~ちゃんたちに 巡り会うために この世に 来たんだね 「土管(血管)の落書きが 未来へのオブジェです」 笑顔を 元気を 与えてくて ありがとう...
View Article中山安兵衛(堀部安兵衛)と中山家範の先祖
中山安兵衛(堀部安兵衛)と中山家範の先祖 忠臣蔵の堀部安兵衛は元の姓が中山安兵衛であるのは良く知られている。安兵衛の父親は中山弥次右衛門と言い、江戸時代前期の武士である。通称は七 之助で、新発田藩士で江戸詰め300石であった。正保2年(1645)に父が江戸で死去し、中山家の家督と弥次右衛門の通称を相続した。承応2年...
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View Article今書いている詩(514) 「たろうさんのキャンドルナイト」
たろうさんのキャンドルナイト 3・11を風化させてはいけないと 長野県伊那松川町元大島で 行われた 「3・11キャンドルナイト友灯(ともしび)」の イベントに八王子から向かいました 3時間の予定で午前11時30分に 出かけました 車の中で午後2時46分の 時間を迎えてしまうのだろうかと 思いながら車を走らせました 「…またお父さんと一緒に...
View Article昔書いていた詩(46) 「墜落」 「眼」
墜落 高圧線の下にある 団地の ブランコに 女の子が乗っている 金具の 軋みが 前後ろ 前後ろと 連続して 意識と無意識の風に 髪を靡かせている 或日 女の子が 脱皮を迎える 朝 飛行機が 落下する それが レーダーサイト下の 団地の運命だろうか 何処かで ピアノ線の ため息が聞こえる 金具の軋み音は途絶えた 或時 八百屋で 胸の膨らんだた...
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View Article今書いている詩(1081) 「たろうさんの孫(69)」
じぃ~ちゃん ボクは いっぱい おもちゃも あるけれど 欲しいのは じぃ~ちゃん ばぁ~ちゃん が100まで 生きていること 元気で ボクを 見つめていて 欲しいんだ ボクの未来は 自分で拓くよ 自分で翔ぶよ 上を向いて歩くよ でも 今は 甘えるときなんだ ばぁ~ちゃんが じぃ~ちゃんが 大好き
View Article地侍たちの戦国(4)-原島一族ー
地侍たちの戦国(4)-原島一族ー 奥多摩町文化財保護審議会編の「日原鍾乳洞出土の古鏡と古銭(二)」に原島氏の記述が有る。其の他に雄山閣版『新編武蔵風土記稿』第六巻一三四頁を始めとする記述や下山冶久編『後北条氏家臣団』人名事典により、丹党の出自の戦国期の原島一族を記しておきたい。...
View Article今書いている詩(515) 「たろうさんの祈る」
いのる 少年は いのる 大人も いのる 雑念を持っているから 少年に 学びなさい 無心に いのるのだよ あなたの 経験を生かしなさい いのり続けるのです 手を合わせれば 届きますよ 山に 海に 天空にね 幸せ 希望 明日 見えるかな きっとあるよね 輝いてるよね
View Article昔書いていた詩(47) 「モグラ」 「リレー)「掘る」
モグラ 乾いた土の上を モグラが走ります 息絶えて垂直に 死にます 魂だけが 風に乗って 飛んでゆきます 今度は 金色のモグラが 死にます 風の中では 土に帰れません リレー 俺は笑いの中に 住んでみたが 悲しいのだ 頭の中で 最初のリレーが動く 最期のリレーが作動する 俺はエレキになる どうにもいやだ おれは俺になってみる...
View Article今書いている詩(1082) 「たろうさんの諸行無常」
たろうさんの諸行無常 高尾駅行きの 団地発のバスは 7時になると 意を決したように 停留所を 出て 坂道に続く カーブで ハンドルを 大きく切った 目の前の 景色が グルグルーと回る 洋子さんが 坂道を 降りてきて 手を振る スーパーのバイトに行くのだ 私も振る 無事に帰れるかは 誰も知らない でも 何事もなく帰ってくる 無常の風は 普通の人には吹かない 諸行も 変わることがない 疲れて...
View Article昔書いていた詩(48) 「雪崩」「秘密」
雪崩 夏道の消えて 山靴の音がする稜線 青氷の斜面を 風たちと対話しながら 一緒に登ってゆく 空の蒼に 雪と氷の世界で 動かない岩棚 雪臂に亀裂が走り 烈しい雪崩が襲う 山は変貌して 私の存在は 無視される 秘密 厳冬の山の尾根道には 蟻も歩かない 襟を立てて 夏も冬もない街を歩く 俺の前を 一眼レフカメラを 片手に女が歩く バスに乗る...
View Article今書いている詩(1083) 「たろうさんのサッカーボール」
蹴られるたびに 頭突きされるたびに 弾むボールがある 空気が満杯だと なお 弾む いま ボクは 弾まない 空気が抜けて 子どもたちにも 忘れられた サッカーボール 老人になると 心も弾みにくくなる 時間が こころの空気を 抜いたのさ 身体を 休めるためさ 年寄りの冷や水 嬉しくない 言葉さ 遠くの坂道で 子どもたちが ボクの仲間を 蹴って楽しそう 気紛れに ボクを蹴っていたのかい? ボクも...
View Article戦国を生きる 「大森氏」
戦国を生きる 「大森氏」 戦国の世に入ると力だけでなく総ての能力が求められた。早雲が実に優れていたという他はない。人が良いだけでも駄目である、大森藤頼は騙されて城 を盗られたわけであるが、より人間的と言いたい。今の時代は騙される側の人間にむしろ人気がある。戦国の世ではいかにして家を守るのかを主も一族も家臣も...
View Article今書いている詩(517) 「たろうさんの春が来た」
咲いた 咲いた オオイヌノフグリの 花が たろうさんの 庭にもね たろうさんの家にも 春が来たんですよ 春告げ花の オオイヌノフグリさん と一緒にね 小さな藤色の花ですよ 娘のウエディングドレスに 飾ります 純白のドレスに似合います もうすぐチャペルの 鐘が鳴りますよ 寂しいけれど 孫が生まれるのです わたしの未来と...
View Article昔書いていた詩(49) 「悲しみ」 「道」
悲しみ 旅路で果てた 男の骨が帰ってくる コンクリートジャングルで 生まれた子供たちは 広場で遊んでいる 空に飛び出すように ブランコを振る 男の故郷は此処なのだが すべてを失った男には 行き場がない 陶製の骨壷の底に 白く固まっているだけだ 道 何処にでも 哀しみがあれば 石ころがあった 何処にでも 石ころがあれば 其処を 風が吹き抜けた
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