今書いている詩(509) 「たろうさんの庭」
今書いている詩(509) たろうさんの庭 「朝うるさいから 餌揚げておいてよ!」 ガビ鳥が餌下さいと 朝早くから啼くのです 餌台には 鳩(平和の使者?) スズメ(舌切ってませんよ?) ヒヨドリ(日和見主義者?) 鴉 来ません(ご飯かっぱらう?) 雪の日には ちり取りで雪をどかして餌をあげます 今は庭に草が生えてないので 人様にお目にかけられます 菜園に小松菜と大根が...
View Article今書いている詩(621) 「たろうさんの魔女」
たろうさんの魔女 あらっ 魔女さん 箒(ほうき)にまたがって お出かけですか? (れれれのれ~) ほ~う 月までですか わたしもあなたの お供をさせてくれませんか? 「あなたと共に 何処までも」 おっこれは桃太郎さんの お供のもの達の セリフでしたね ところで魔女さん 最近は宅急便を やっていないのですか? 空の上は交通渋滞もなくて 早くていいでしょうに 月よりの使者だったのですか...
View Article今書いている詩(488) 「たろうさんの卒業」
今書いている詩(488) たろうさんの卒業 3月は卒業の月 45年ほど前に 学生服を脱いだ日が来る 嬉しかっただろうか 哀しかったろうか ちょっぴり不安だった 生活委員の泉幸子が 校門で待ち受けて 胸に紅白のリボンを 目を伏せて 伸び上がり つけてくれた日 今は何処のいるのだろうか AKBの卒業の 歌を聴きながら 帰らない遠い昔を 振り返っている 過ぎたことなんだからと...
View Article今書いている詩(295)
今書いている詩(295) たろうさんのアメンボー わたしが足を入れると 沈んでしまう池の水面なのに 君はどうして 「ツゥーイ ツゥーイ」と はしゃいでる 何故そんなに身軽に 浮いていられるのさ 君には重力も及ばないのかい わたしが歩んできた 世間の水よりも 楽なんだろうね 難しく言えば 表面張力なんだけど わたしの人生も 難しかったよ でもね 洋子さんが 沈もうとするわたしを 支えてくれたのさ...
View Article今書いている詩(1174) 「擦る(コスル)」
今書いている詩(1174) 擦る(コスル)心と心と擦る擦る生まれる生じる接点に感情と電流と火花が擦るって貴方がいるから私がいるからなの男と女 だから人間だからそれって生きているからなのみんなみんな一生懸命擦るんだよ貴方も私も愛が欲しいからきっときっと嬉しい手応えがある空が 擦る擦る晴れも曇りも必要だから
View Article戦国流転 大沢氏
2013年1月 2日 (水)戦国流転 大沢氏 大沢氏江戸時代の出自に詳しい『寛永諸家譜』には、藤原頼宗流大沢氏と大沢の二家を載せている。『寛政重修諸家譜』も同様の二家を記している。...
View Article今書いている詩(510) 「たろうさんの黄昏」
たろうさんの黄昏 朝日の当たらない 北の部屋で 目覚めるあなた 希望の光も 届きませんか 希望は 配達されませんか 幸せは陽光と共に 天中を運行してますが 働き盛りのあなた 肩を叩かれて 悩んでませんか 悲しみに沈んでませんか 笑ってみたら 幸せ取り戻せますか 誰だって 照る日 曇る日 雨の日 時には嵐の日もね 雨の日には雨傘を 照る日には日傘を 差せますか 日輪は何時か沈み...
View Article今書いている詩(622)「たろうさんのベンチ」
今書いている詩(622) たろうさんのベンチ おじいさんベンチ 「夕日が沈んで行くね」 おばあさんベンチ 「焼き鳥が食べたいね」 おじいさんベンチ 「夏も終わりだね」 おばあさんベンチ 「もんじゃがいいねぇ~」 おじいさんベンチ 「楽しい生活も終わりかねぇ~」 おばあさんベンチ 「秋にはサンマが食べたいねぇ~」 おじいさんベンチ 「みんな帰って行ったねぇ~」 おばあさんベンチ...
View Article今書いている詩(489) 「たろうさんのスコール」
今書いている詩(489) たろうさんのスコール 陣馬山の彼方に 夕方と夜の 隙間に 黒雲が広がっていた あなたは彼処まで これから行くのですか 傘をお持ちなさい 土砂降りのようです せめて温かい 雨ならいいですね 冬のスコールって ありますか ここは北半球ですが おやおやあなたの こころがスコールですか 雪ではなく 暖かい涙雨なのですね 「洋子さん 木綿のハンカチ...
View Article今書いている詩(296)
今書いている詩(296) たろうさんの池 (彼岸) 空打ちしたホッチキスに 木綿糸を付ける 池端のツツジの 茂みに隠れる 米粒の餌を付ける ろくな餌も食べてない 魚は簡単に釣れる おいらも腹が減っている おいらの前の家は 小学校の校長先生で神主さん 迷惑なおいらを じっと見てる おいらは手製の望遠鏡で 覗き込んでいた 困った子ども 池でおいらは氷を割って 毎日毎日 顔を洗う...
View Article今書いている詩(1175) 「受信中です」
今書いている詩(1175)受信中です夕焼けの里のアンテナが心の電波をZEROチャンネルで受信中です受信機は父と母が生まれた時に買いましたえっ 新品で68年も使っています都合の良い受信機です感度が良好なので世間の雑音がノイズとなって何時も 心が混信です悲しい声はバリコンを嬉しいこえはボリュームを少しずつ宥めながら昔に戻して24Bの真空管に吐息を吹きかけながら微調整するのです貴方も...
View Article今書いている詩(884) 「たろうさんの洗濯物(2)」
今書いている詩(884) たろうさんの洗濯物(2)孫の成長は早い来るたびに洗濯物を洋子さんが干すベイビー用から幼児用になってますガーゼに包まれていた去年の10月から6ヶ月が経ったハイハイもするようになりました着る洋服のサイズも直ぐに小さくなる洗濯物も冬物から春用になりますね「去年の今は この子いなかったから...
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