上杉顯房由井(八王子市)自害
上杉顯房由井(八王子市)自害 『続群書類従』所収、巻百五十三 上杉系図に次のような記載がある。 上杉顯房 弾正少弼修理大夫 康正元年(1455)正月二十四日。為成氏於由井自害。長源院道光。年二十一. 小山田定頼 小山田三郎左馬助扇谷名代ー小山田藤朝 八郎於夜瀬。顯房同討死...
View Article今書いている詩(589) 「たろうさんのお施餓鬼供養」
たろうさんのお施餓鬼供養 数年前からお寺では 旧盆でなく五月に施餓鬼供養を やるようになった 夏の暑いときでないのは いいが大抵雨になるのです 今日は快晴でした 父も母も志村の墓に入っている 母方が絶えて 世話する人がいないので わたしの代になって 墓域を囲み小さくし お守りしている 墓石には志村氏と彫られ 戒名が刻まれています...
View ArticlePR: 限定!コラボデザインの掃除機ブログモニター募集!
コードレスでもコード式でも使えるハイブリッド電源掃除機。お掃除をもっと楽しく! Ads by Trend Match
View Article昔書いていた詩(121) 「春風」 「飛翔」
春風 春風に乗って 僕らの青春は 青空に旅立つ 空に吸い込まれるように 希望が消えても 青春を夢見る頃の 僕らにはそれが無駄になると 知っていても 挑戦してゆく勇気がある 価値のないものに 価値を見出す心が 僕らを励ます 遠い世界の果てに 僕らの精神の樹は あるのだから 今日の一歩は 明日の二歩に繋がる 春風に向かって歌う 僕らには毎日が...
View Article今書いている詩(5)
今書いている詩(5) たろうくんのランドセル たろうくんは気が気でない 明日は入学日だというのに ランドセルがないのだ 双子の姉の分と二ついる どうなるのだろうと思いながら寝ます 朝目覚めるとランドセルが 二つ置いてありました 縁側の小麦の入っていた 一斗缶がなくなっていました 太郎さんは団地の隣にある 小学校に娘さんを迎えに 土曜日になると行きます 娘さんは笑いながら出てきます...
View ArticlePR: 限定!コラボデザインの掃除機ブログモニター募集!
コードレスでもコード式でも使えるハイブリッド電源掃除機。お掃除をもっと楽しく! Ads by Trend Match
View Article慈根寺(八王子市元八王子町)の成立と元杲(げんごう)
慈根寺(八王子市元八王子町)の成立と元杲(げんごう) 慈根寺(八王子市元八王子町)は藤原氏の京家の出自である元杲権大僧都〔正暦三壬辰年(992)没。寿八十二〕によって開山され、正暦頃 (990-995)にはあった寺であるという(『武蔵名勝図会』)。慈根寺は船木田庄内に藤原氏の寺として創建されたものと思われる。船木田庄は当時、藤...
View Article今書いている詩(590) 「たろうさんの循環」
天空から 愛が 希望が 幸せが わたしの温かい 涙となって 溢れ 神さまが持ち上げている 宇宙に一番近い ヒマラヤの 頂から流れ出て 清らかな水となって あなたのこころへ 溢れていきますよ どうぞ受け取って下さいね わたしの掌の 想いを わたし何もあなたのこと 知らないんです でもね 空も 樹も 風も 唄っているんです 人間も...
View Article昔書いていた詩(122) 「七つの素子」 「明日仏」
七つの素子 現実を超える思考が 僕らにあってもよい アダムとイブが 追い出された楽園の 林檎の赤が 遠い記憶の素子となって 僕らに引き継がれているから 僕らと君達の間を流れる 河の岸辺で黒鳥が遊んでいる 「何にもしないよりもましです」 誰かがそう独白しても 太陽は東から昇り 西にやがて沈む 僕らは毎日をそのように 観念的に生きてきたし...
View Article今書いている詩(6)
今書いている詩(6) 父 (あの日あの時) 「たろうはこの長い四角の皿にカボチャのスープを 入れてスプーンで叩くとニコニコしながら這ってきた」 姉と私は双子であったので父は配給のミルクを 怒鳴り合いの喧嘩をしながらもらってきた 古井戸のそばで水を汲んでいる父に 「ぱっぱちいない(タバコ吸いなさい)」と姉が何度も言う 太郎君はお父さんの自転車に乗りたかった お父さんは貸してくれなかった...
View Article戦国残照
戦国残照 伊勢新九郎氏茂入道早雲(あきる野市大悲願寺過去帳)は駿河国守護の今川義忠の正室であった妹の北川殿を補佐して今川家の内粉を調停し、興国城主となり関 東への足懸かりをつくり堀越公方を滅ぼし、小田原を手に入れたのは今川氏が室町幕府の関東への抑えとしての軍事行動であったように思われる。早雲の出自は...
View Article今書いている詩(591) 「たろうさんの自転(コマ)」
燭光が 希望の 曙に変わる あなたも わたしも その身を 朝日に 晒して行くんですね 地球は 自分で廻って いたんだね 誰が廻しているんだろう コマを回すようにね 勢いを付ける 紐の端を神さまが 握っているのかな 闇から光の世界へ あなたの闇も わたしの心も 晴れるといいね さあ 皆さん 朝が始まりますよ 目を覚まして 顔を洗い...
View Article昔書いていた詩(123) 「爆音」 「光」
爆音 天空の一角が 暴力的な爆音によって 切り裂かれる 20世紀の遺物による 戦の産物だ この国には自由でない 地域が存在する それでも主権国家であろうか 飛行する物体を 心のミサイルで補足し 撃ち落とせ青年よ 今すぐ新人民軍の オルグに参加せよ 僕が君達の人生に 少しばかりの責任を負うから 総ての元凶の新安保条約が 破棄される日まで 光...
View Article今書いている詩(7)
今書いている詩(7) 義母(貞子) 88歳の義母が泊まりに来ているときに 娘の彼氏が背広で挨拶に来た 「同棲を許してください」と言う 本も買って何度も練習したらしい 「嬉しくて泣くのはいいが 悲しくて泣かせないでくれ」 私はそれだけを言った 二度目の言葉だった 耳が遠く名前も思い出せない義母は お膳に畏まっている私たちの様子を じっと見ている 彼氏が帰ったあとで娘は...
View Article