今書いている詩（２０３）
今書いている詩（２０３）たろうさんの大根の花 梅も 桜も 桃も 椿も 散ってしまった 沈丁花はとうに跡形もない すべては青葉の季節に 向かっている 萌えていた山の木々も 濃い緑になってゆく 剥き出しに成っていた 家の土台のコンクリートも 夏ツタが覆い始めた 我が家の菜園も 耕すときが迫っているが 出来ない やれないのだ 洋子さんは今日が休みで 「草取りますよ みんな引っこ抜きます」 「大根の花に...
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今書いている詩（２０３）たろうさんの大根の花 梅も 桜も 桃も 椿も 散ってしまった 沈丁花はとうに跡形もない すべては青葉の季節に 向かっている 萌えていた山の木々も 濃い緑になってゆく 剥き出しに成っていた 家の土台のコンクリートも 夏ツタが覆い始めた 我が家の菜園も 耕すときが迫っているが 出来ない やれないのだ 洋子さんは今日が休みで 「草取りますよ みんな引っこ抜きます」 「大根の花に...
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今書いている詩（２０４）たろうさんの地球(２) そこに山があるのは そこに川があるのは そこにあなたがおられるのは 必然ですか わたしとあなたが 出会えたのは 偶然ですか わたしとあなたの娘が 生まれたのは 当然ですか 今日も雲が流れ 雨になるでしょう この天候は 自然ですか わたしがメビウスの 環のようにいつも 考え込んでしまうのは 何故ですか わたしとあなたの 身体をグルグルと 廻っている...
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今書いている詩（２０５）たろうさんの地軸 夜 家の階段を ズシンズシンと降りる 安普請の家が揺れる 揺れは部屋で 共振し 増幅し 地表に伝わり 地球もまた揺れてるに 違いないのだ あの日の揺れも 世界中の人の心を 今でも揺らしているに 違いないのだ わたしは心を電波に乗せて あなたに発信する 誤解したあなたは 心が揺れて震えてるに 違いないのだ わたしは仕事もなく 毎日を暮らしてる...
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たろうさんの継ぎ目 高速道路の継ぎ目を車が走るタイヤが唸る何処までも続く継ぎ目は抵抗するシュン シュン長い間の道路の捻れです 人間の身体の継ぎ目は守られていますかヒアルロン酸の関節です あなたとわたしのこころの継ぎ目は何処にあります愛という言葉に守られてますか 神さまとの継ぎ目はあるのですか信仰という証しが必要ですか?神さまは「イエス！」とお答えですたろうくん（清水太郎）のブログ｜Ameba...
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今書いている詩（２０６）たろうさんの春風 お～い はるかぜ君～ん あんまり強く吹き過ぎないで くれよぉ～ 木々もたろうさんの家も 揺れてるから つい不安になりますよぉ～ 心まで揺らさないでねぇ～ はるかぜ君～ん 今年のこれが ご挨拶ですかぁ～ いくら何でも強すぎますよぉ～ たろうさんの心のテントまで 飛んじゃうよぉ～ 高尾山の向こうにぃ～ 黒雲君だぁ～ やがて春雷ですよぉ～...
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今書いている詩（７９２）
たろうさんの霧 霧だね全てを隠す霧だね１２月の暖かい朝に霧だね 見えなくてもいいか黒い霧じゃないからやがて晴れる霧だよ こころの霧は晴れないと困るね希望が遮られるから幸せの旗も見えないから あなたの信号機赤の点滅ですよ一旦止まって安全確認です霧で見にくいですか 霧もたまにはいいのです「神さまの 溜息なんです」
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今書いている詩(793) 「たろうさんのエスカレーター」
たろうさんのエスカレーター エスカレーターの沈む向こうには何があるだろう明日なんて無い？未来なんて無い？ ここまでやっと歩いてきたが少しは楽になれるだろうかわたしは 重い身体とこころをここまで引きずってきたたろうさん みんなそう思うんだ 人の思いは様々人生はみんな違う生きている限り楽も 苦も つきもの生まれるときに 泣いて最期には せめて笑いたい 伴侶と 家族と ローンの残った家があれば...
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