昔書いていた詩(214) 「穴」
穴 娘が保育園で 書いた私の絵が 書棚においてある 太郎のたの字が 途中まで書いてある 私のライティングデスクには 単三電池が1本だけある 窓には自動車の騒音が 聞こえる穴が一つ開いている 私は机に座り 大人の雑誌を盗み読みする 修飾された現実だけが 私の瞳に映っている 私には苦い過去がある 魂を売ってしまった 思い出があるのだ 今少しだけ詩を書いて 魂を修復した 私は家中の窓を閉めて廻る...
View Article今書いている詩(100)
今書いている詩(100) たろうさんの神さま たろうさんの神さまは語ります 「たろうさん わたしはあなたの心の中に いますよ 心を通じてあなたに語ります わたしは姿を顕わしません 姿形はないのです あなたのインスピレーションがわたしの囁きです」 たろうさんはいつも考えています 「神はおられるのだろうか」 「私は何のために生かされているのだろうか」 「私は誰に守られているのだろうか」...
View Article戦国流転 武士たちの真実
戦国流転 武士たちの真実http://taroukun-rekishi.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-1026.htmlブログをまとめてみる >
View Article今書いている詩(685) 「たろうさんの孫の手」
たろう おじいちゃん ぼくは 約束するよ この手で 自分の 未来を 掴んでみせるよ そのために おじいちゃんから この大きな手を もらったんだ ぼくが成人するまで 元気でいてね 約束だよ おじいちゃんの ゆめを受け継ぐね おとうさんも おかあさんも 大事にする もちろん おじいちゃん おばあちゃんもね ぼくと 友だちの 未来のために 素敵な言葉を いっぱい発信してね ぼくのたろう...
View Article昔書いていた詩(215) 「猫柳」
猫柳 貴女も私も すべての物事に興味なく すべてのことに絶望して 夢の中で夢見て眠る 暗い穴から這い出す アリよりも甘い夢を見て 私は堕落の道を 歩もうとしている 貴女は駄目な私を見て 「私は元気でやり直します」 短いコメントを残して去ってゆく 私だって猫柳が膨らむ 春になれば希望も膨らむのです けれども今は6月 私の夢はまだ梅雨に萎んで 残った欲望だけが 大きく膨らんでいる
View Article今書いている詩(101)
今書いている詩(101) たろうさんの輪廻(りんね) たろうさんへ「…奇遇ですね…」と 嬉しいメールがありました 「…奇遇ではありませんよ、今の世に 共に生きているのは前世でも 一緒だったのです…」と返信しました そうなのです たろうさんは 人は輪廻を繰り返すと考えています この世で果たせなかった思いは 次の世に引き継がれるのです だから一度限りの命ではありません...
View Article真言僧儀海の足跡
真言僧儀海の足跡http://taroukun-rekishi.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-b739.htmlブログをまとめてみる >
View ArticlePR: まだ仲介手数料を払ってますか? 2014年ですよ?
Nomad. はすべて仲介手数料無料です。気になるお部屋もリクエストできます。 Ads by Trend Match
View ArticlePR: どんなお部屋も仲介手数料を無料にする一番簡単な方法
Nomad. はすべて仲介手数料無料です。気になるお部屋もリクエストできます。 Ads by Trend Match
View Article今書いている詩(686) 「たろうさんの瓶(4)」
たろうさんの瓶(4) 何処より 流れきたりて 君はこの浜辺に 辿り着きたるか 中にあるは 希望の 伝言か 悲しみ色の 手紙なるか 生まれし 孫への記念の 品物か 我が手元に 留め置くべきや こころの片隅に 刻みて 明日を夢見ん 古人の 喜びも 悲しみも ともに語らん この想い何処へ 希望の朝は 来たれり...
View Article昔書いていた詩(216) 「希望と枷」
希望と枷 私は図書館に 希望を少しだけ 仕入れにゆく 同時にゆく 職安には 空腹を満たす 仕事を探しにゆく 私は今でも自分を 失職している 私の時代も世界も暗い 闇の世界に没している 悪の世界に堕ちるには早く 善の世界には遅く出来ている 悪と善の循環サイクルを 断ち切るには誰よりも 豊かな思考が必要だ 私は妻と交わろうともしない...
View Article今書いている詩(102)
今書いている詩(102) たろうさんの池 (彼岸) 空打ちしたホッチキスに 木綿糸を付ける 池端のツツジの 茂みに隠れる 米粒の餌を付ける ろくな餌も食べてない 魚は簡単に釣れる おいらも腹が減っている おいらの前の家は 小学校の校長先生で神主さん 迷惑なおいらを じっと見てる おいらは手製の望遠鏡で 覗き込んでいた 困った子ども 池でおいらは氷を割って 毎日毎日 顔を洗う...
View Article