$ 0 0 たろうさんの桃(夜の叫び) ひとつの完熟の桃が稔るには未完熟のキミたちがたくさん生まれ落下するか摘み取られる 未完熟のキミは悲しいかい小さな実のままでこころも実も割れて叫んでいる自虐してる でもね たろうさんの桃はそのまま 何もしないいじらない 時の 成り行き任せ 完熟くんも 未完塾くんもそれぞれの 桃の実の人生なんだから 四季を生きた 十分過ごした 証しを夜の闇に 叫んでる「朝がまた 来るよ!」