今書いている詩(677)
たろうさんの廻る
僕は節電の
主役の
扇風機さ
ご主人様も
僕によく働くって
側に置いてくれるよ
君は良く廻るけれど
首も振るけれど
運命は廻せないかって
聞くのかい
頷くのも お追従も
僕は下手だよ
そよ風にもなるけれど
暴風は出来ないし
君の人生など
狂わすほどの
働きも無いさ
身体とこころを
少し冷やせるくらいかな
君の運命は
自分で廻すんだね
お笑いは君の
潤滑油だね
僕にも必要さ
今日もただ廻るだけさ
神さまを当てにしないで
君もやる気スイッチ
入れたらいいよ
↧
今書いている詩(677) 「たろうさんの廻る」
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