たろうさんの夕陽
夕陽が沈むよ
老人のわたしの
夕陽が陣馬山の
彼方へ
次第に輝きを失い
あっという間に
和田峠に
沈んでしまう
わたしは二階の
窓越しに
眺めていたんだよ
棒杭のようにね
インターネットで職を探しても
無いから
わたしの朝日は登るかな
お金だけが自由にならない
みんなそうなんだね
「金に恨みは数々ござる」
素人芝居の名台詞だね
でもあと25年生きられれば
いいのかな
全く苦悩の無い人生なんて
誰にもありはしない
明日の希望を持ちなさいと
FMラジオが唄ってる
「世界中の誰よりもきっと…」
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今書いている詩(498) 「たろうさんの夕陽」
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