今書いている詩(141) 「たろうさんの春(5)」
春だから何気ない言葉に
深く傷ついてしまう
僕がいる
私がいる
たろうさんがいる
大気が揺らめいて
陽炎となって
上昇するのが
心に映えているんだ
だから途轍もない
想いが沸き上がってくるんだ
でも誰も春が来るのを
止めようとしない
浮かれているんだ
戦場へ出かける
初めての少年兵のように
知らないと言うことは
素晴らしいのか
悲しいのか判らない
国境のトーチカでは
機関銃を構えた老年兵が
待ち構えているのに少年兵は
チューインガムを噛みながら
行進をするんだ
だからたろうさん
春は死への季節ですね
呪文を唱えましょうね
ノウマクサンマンダー バーサラダー
ノウマクサンマンダー バーサラダー
少年兵のために 老年兵のために
(愛と平和は遠い春だなぁ~)
春だから何気ない言葉に
深く傷ついてしまう
僕がいる
私がいる
たろうさんがいる
大気が揺らめいて
陽炎となって
上昇するのが
心に映えているんだ
だから途轍もない
想いが沸き上がってくるんだ
でも誰も春が来るのを
止めようとしない
浮かれているんだ
戦場へ出かける
初めての少年兵のように
知らないと言うことは
素晴らしいのか
悲しいのか判らない
国境のトーチカでは
機関銃を構えた老年兵が
待ち構えているのに少年兵は
チューインガムを噛みながら
行進をするんだ
だからたろうさん
春は死への季節ですね
呪文を唱えましょうね
ノウマクサンマンダー バーサラダー
ノウマクサンマンダー バーサラダー
少年兵のために 老年兵のために
(愛と平和は遠い春だなぁ~)